埼玉県草加市氷川町829

PTK

1. エキシマレーザーによる治療的角膜切除術(PTK)

エキシマレーザーによる治療的角膜切除術(PTK)が健康保険適用で手術できます。
健康保険適用の対象疾患は帯状角膜変性と角膜ジストロフィー(顆粒状角膜変性症やアベリノ角膜変性症など)ですので、これらの角膜混濁による視力低下でお困りの方は是非ご相談ください。

帯状角膜変性

帯状角膜変性

角膜ジストロフィー

角膜ジストロフィー

帯状角膜変性の手術後

帯状角膜変性の手術後

2. PTKとは

治療的表層角膜切除術(Phototherapeutic Keratectomy)のことで、角膜の表層から実質の一部分までをエキシマレーザーを照射除去するレーザー治療です。視力に影響している部位の混濁除去を目的とするため、視力の改善が期待できる治療です。
しかし、治療可能な施設が限られているため治療不可と診断されている場合も散見されますので、そのような方は是非一度当院にご相談ください。

PTKはLASIKなどの屈折矯正手術ではないので、裸眼視力を良くするための治療ではありません。
裸眼視力の改善に関しては、他の治療との組み合わせ(白内障手術など)をお勧めいたします。詳しくは担当医に相談してください。

3. PTK治療の流れ

最初に「適応検査と診察」に来院いただきます。

糖尿病、膠原病、免疫不全、自己免疫疾患など全身疾患の有無の問診と内服点眼薬の確認後、PTKに必要な各種適応検査(視力、眼圧、角膜形状解析、前眼部三次元光干渉断層計、角膜内皮細胞、眼底検査、角膜混濁の深度や部位、範囲など細隙灯検査)と診察を行います。
その後、手術前のオリエンテーション『血液検査、結膜嚢培養検査、生活指導、点眼指導(手術3日前の朝から手術当日までの間、抗菌剤と消炎剤の点眼をしていただきます)』と点眼薬の処方と手術日の予約をいたします。

4. 手術方法

点眼麻酔をします。 まぶたを開く器具(開瞼器)を装着します。 エキシマレーザーを照射して、角膜上皮を蒸散後、角膜実質表層混濁部を除去します。 治療用ソフトコンタクトレンズを装用して手術は終了です。

手術時間は片眼で5分程度です。

手術後10分程度院内で安静にしていただいた後、注意事項を再確認して保護用メガネまたは眼帯をして帰宅となります。

5. 手術後

手術翌日、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後以降、定期検診(3~6ヶ月毎)で診察と検査を行います。
目の状態が安定するまでの概ね2~3ヶ月間の点眼治療が必要となります。
治療用ソフトコンタクトレンズをのせて角膜を保護します。
角膜上皮は痛みを感じやすいため、上皮が再生するまで痛み、異物感、流涙などがありますが術後数日から1週間で徐々に改善します。(ご希望があれば、痛み止めの内服も使用可能です。)
また角膜上皮が完全に再生するまでは感染症に注意が必要なため、点眼治療も行なって頂きます。
上皮が再生したらコンタクトレンズをはずします。

PTK